
今回はsteamで配信されている「Unpacking(アンパッキング)」をプレイしたのでレビュー・感想を書きます。
段ボールに入っている荷物を部屋に配置していく引っ越し整頓パズルゲームです。
荷物を整理していくなかで主人公の成長や物語を感じとれます。
steam内の全ての評価で「非常に好評」に位置付けられているゲームです。(2022年3月24日時点)
Unpacking(アンパッキング)とは

引っ越しの荷ほどきをしながら主人公の成長や物語を紐解くリラックスパズルゲームです。やることは非常にシンプルで引っ越し先で荷物の整理を行うことです。
「収納がいっぱいでどこに置こう・・・。」「なんでこの箱に別の部屋の荷物が入っているんだ?」という引っ越しあるあるも体験できます笑
ステージクリア時に主人公の一言メモは書いてありますが基本的に人物の描写及び会話はありません。ですが不思議なことに荷物を通じて主人公の趣味、家族構成などが理解できるようになっていきます。
ある程度の設置場所は決まっていますが、本を積み重ねたり、絵画を好きなところに配置することもできるので自分の好みの部屋に近づけることも可能です。
ゲームシステムはステージクリア型になっており全部で8ステージ用意されています。進むごとに年代が進み主人公の成長を感じ取ることができます。
置き間違いがあった場合には赤く点滅して表示されるのでそれらを全て正しい位置に配置すると次のステージ(年代)に進みます。
特定の条件を満たすとステッカーを入手し、部屋の撮影をする「フォトモード」でアレンジできるようになります。
ドット絵と穏やかなBGMでリラックスしながら楽しむことができます。
参考までに・・・筆者がストーリークリアするまでにかかった時間は5時間ほどです。
必要スペック及び概要
パソコンの性能によっては正常にプレイできない可能性があります。
必要なスペックを確認してから購入、ダウンロードしてください。
システム要件については最低限必要なスペックをsteamより抜粋しています。
(2022年3月24日時点)
リリース日 | 2021年11月2日 |
ジャンル | パズル |
通常価格(税込) | 2050円 |
日本語サポート | 有り |
コントローラーサポート | 有り |
OS | windows 7 SP1+ |
プロセッサー | SSE2 instruction set support |
グラフィック | Graphics card with DX10 (shader model 4.0)capabilities |
ストレージ | 1GB |
追記 | 64ビットプロセッサーと オペレーティングシステムが必要 |
開発元 | Witch Beam |
パブリッシャー | Humble Games |
ゲーム内容

基本操作
段ボールから荷物を取り出し配置していきます。引き出しや戸棚をクリックすると開閉し収納することもできます。
部屋の拡大縮小で物の位置関係を細かく調整することも可能。荷物は回転させるだけでなく本や皿などは積み重ねることもできます。
実際に引っ越しの荷物を整理するときのような不思議な感覚に襲われます笑

ステージクリア
すべての荷物を適切な位置に配置するとステージクリアです。右下の星マークをクリックすると次のステージに進みます。
小物の数が多いので生活感のある部屋が再現できます。
置き間違いがあった場合には荷物に赤点滅マークが表示されます。

アルバム
ステージクリアすると主人公の一言メモと部屋の写真が撮影されます。主人公の一言でより物語を理解しやすくなります。
チャプターごとの選択画面に使用されます。


部屋数と荷物増加
洗わずに積み重なった食器や乱雑に置かれた靴下など生活感が出ていて親近感がわいてきます。
生活環境に応じて部屋数や荷物が増えていきます。
「なんでこの箱に別の部屋の荷物が混じっているんだ?!」という引っ越しのあるあるも再現されていて思わず共感してしまいます。

ステッカー
特定の条件を満たすとステッカーを入手します。実績解除のようなものですね。
入手したものは部屋を撮影するときに使うことができます。
狙って入手できたときは思わずガッツポーズでした笑

「フォトモード」でより個性的に
部屋の色彩や濃淡を自分好みに変えることができます。様々なパターンがあるので個性的なデザインが可能です。
筆者はセンスが無いのでこんな感じになりましたが・・・(^-^;
プレイした感想
ゲーム難易度は低め
荷物はある程度適切な位置にあればクリアとなるので簡単です。(重要アイテムは少し条件が厳しいですが)
置き間違いがあっても赤く点滅されるのでどれが違うのか分かりやすく親切な仕様になっています。
操作が簡単、のんびり楽しめる
マウス操作だけで進めることができます。すでに設置した本同士の間に置きたいときは自動で調節してくれるので煩わしさを感じずに楽しめました。
時間制限もないので自分のペースでゆっくり遊ぶことができます。
自分好みの部屋づくりが可能
クリアが目標であればある程度決まった配置になりがちですが、「設定」→「アクセシビティ」→「アイテム全箇所配置可能」で自由にものを配置することが可能です。
シミュレーションゲームにある「クリエイティブモード」のように自分好みの配置にすることもできます。
ボリュームが少ない
筆者はクリアまで約5時間ほどでした。ドット絵が細かく描かれていたり、主人公や共に生活する人の描写がなくてもストーリー性を感じれたのは良かったですが物足りなさを感じました。
カメラワークが微妙
荷物整理をする画面での拡大・縮小が決まった倍率のみで部屋の端が見えなくなってしまうので「部屋全体を画面内にちょうどおさまる程度」の倍率にできず残念でした。
「フォトモード」では細かく調整できていたのでより微妙さを感じてしまいました。
最後に
今回は「Unpacking(アンパッキング)」についてお話ししました。
ゲーム中は時間制限がなく丁寧に描かれたドット絵と穏やかなBGMがマッチしてリラックスしながら楽しむことができました。
ボリュームが少なめではありますが、人物の会話や描写がないにもかかわらず物語をある程度理解できるのも特徴です。
steamでプレイ可能(2022年3月24日時点)ですので気になった人は是非プレイしてみて下さい。
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