
今回はsteamで配信されている「Toodee and Topdee」をプレイしたのでレビュー・感想を書きます。
2つの視点を切り替えながらパズルを攻略するアクションゲームです。
独特な切り口と2人の可愛らしい主人公のかけ合いが面白いのが特徴です。
steam内の全ての評価で「非常に好評」に位置付けられているゲームです。(2022年3月24日時点)
Toodee and Topdeeとは


横スクロール視点(2D)と見下ろし視点(トップダウン)を切り替えながら攻略するパズルアクションゲームです。
それぞれの世界で暮らしていた「トゥーディー」と「トップディー」がとある人物のいたずらによって融合してしまい、同じ世界線で出会うところから物語が始まります。
パズルゲームでは珍しくストーリーがしっかりあることに驚きです笑
本ゲームの特徴は2つの視点を切り替えながらパズルを攻略していくことでそれぞれの視点でできることやギミックの挙動が異なります。
トゥーディー ジャンプ 雲に乗る 水中の移動 針にぶつかるとダメージを受ける
トップディー ブロックの移動、持ち上げ 敵が追尾してくる
ギミックを解きつつステージにあるカギ全てを入手してポータルに到着するとクリアとなり、チャプターの最後にはボスとのバトルがありパズルだけではなくアクション操作も必要になってきます。
チャプターごとに分かれており全部で90ステージ用意されています。(チュートリアルステージ含む)
パズルには難解なものが多くクリアできない場合はオプションで難易度を変更することが可能。
時間制限や切り替え数、敵を生存させるなどの条件を満たすことでてんとう虫が入手できるやりこみ要素も用意されています。
ストーリーが作り込まれていて2人の主人公や登場人物のやりとりが見ていて楽しいゲームです。
参考までに・・・筆者がストーリークリアまでにかかった時間は6時間ほどです。
必要スペック及び概要
パソコンの性能によっては正常にプレイできない可能性があります。
必要なスペックを確認してから購入、ダウンロードしてください。
システム要件については最低限必要なスペックをsteamより抜粋しています。
(2022年3月24日時点)
リリース日 | 2021年8月5日 |
ジャンル | パズル,アクション |
通常価格(税込) | 2050円 |
日本語サポート | 有り |
コントローラーサポート | 有り |
OS | windows 7 and above |
プロセッサー | i3 |
メモリー | 4GB RAM |
グラフィック | Intel HD 4000 |
ストレージ | 500MB |
開発元 | dietzribi |
パブリッシャー | dietzribi |
ゲーム内容
基本操作


横スクロールと見下ろし視点の2つの切り替えながらステージを攻略していきます。
青色のキャラクターが「トゥーディー」で緑色のキャラクターが「トップディー」です。
トゥーディーはジャンプなどのアクション要素が強く、トップディーは物を運ぶなどのパズル要素が強いのが特徴です。
ステージに配置されているカギを全て入手してポータルに触れるとクリアとなります。

ポータルには2人とも触れる必要があるのでブロックを移動させてトゥーディーが進めるようにしてあげます。
トゥーディー視点で針にぶつかるとやりなおしになるので注意が必要です。

ジャンプ中に視点を切り替えるとその状態が保存されます。
ジャンプ→ブロック移動→ジャンプのようなアクション性の高い動きも求められます。


ギミックの他に敵の挙動も変化します。
トップディー視点だと敵が追尾してくるためギリギリまで引き寄せて同線を確保するといった方法をとることができます。

カギを手に入れる方法はキャラクターが触れる以外に敵が触れることでも入手可能です。
トップディーで誘い込んで視点を切り替えるとカギをゲットすることができます。
ギミック


崩れる床や水の高さを調整するなどの様々なギミックが用意されています。
視点が変わることでどのような効果があらわれるか見極めながら攻略する必要があります。

個人的に1番難しかったのがドッペルゲンガーの操作です。
操作キャラクターと同じ動きをして視点を変えてもそのまま反映されるという特徴があります。
難解なギミック+ドッペルゲンガーのステージは悩むことが多かったです。

トップディー視点では敵に追尾されるというお話しをしましたが、ステージによってはブタにめちゃくちゃ追いかけられます笑
タイミングを間違えるとダメージを受けるので慎重に視点変更しなければいけません。
ボス


チャプターの最後にはボスと戦うステージが用意されており、ステージ攻略同様に視点変更を上手く使う必要があります。
ボスはダメージを受けるたびに攻撃速度がはやくなりどんどん難しくなっていきます。
3回ダメージを与えるとクリアです。


立体のステージでのバトルもあります。
斬新だなと思ったのも束の間、視点変更をすると画面酔いが激しいです(^_^;)
チャプター選択

チャプターごとに複数のステージから構成されています。
クリアしたステージを再度遊ぶことも可能です。
やりこみ要素

各ステージごとに条件を満たすとてんとう虫を入手することができます。
てんとう虫にを持っていることでのゲーム内効果はなく収集要素としてとらえて下さい。どの条件を満たしたかはてんとう虫の色で判断可能です。
赤・・・制限時間内にクリア
青・・・視点切り替え回数を少なくしてクリア
紫・・・敵を生存させた状態でクリア
達成のための条件がシビアで難易度が高い印象です。
steam内実績数は20個用意されています。
プレイした感想
難易度高めのパズルアクション
初期設定で遊んだ時の感想です。
2つの視点を切り替えつつステージを攻略する必要があるためそれぞれの視点の特徴を理解しなければいけません。
難解なギミックを解きつつアクション要素も求められるため操作に混乱することがあります。
特にボス戦はダメージを与えるごとにスピードアップするためより緊張感が増してきます。難易度が高いぶん攻略した時の喜びが大きいのも特徴です。
難しくてクリアできない場合はオプションでHPやジャンプ回数を無限にする、ブロックを引き寄せるなどの細かな変更ができますが難易度は著しく低下します。
操作性が良く快適
キャラクターの移動速度やブロックを運ぶスピード動きが早く操作が快適です。
快適過ぎて通り過ぎてしまったり、ブロックを押し込み過ぎることもありますが操作性が悪いよりはましです笑
敵や針にぶつかってやられてしまってもすぐにリスタートできるのでどんどん挑戦できるのも良い点です。
しっかりとしたストーリー
パズルゲームではありますがしっかりとストーリーが作られています。
そのせいか妙に操作キャラクターに感情移入しながら遊んでいました。
攻略のためのヒントがない
難易度の調整をすることはできますが攻略するためのヒントがありません。
筆者はなんとかクリアできましたが、HP無限やジャンプ無限といった機能を使ってもパズルが解けない可能性があるので人によっては詰んでしまうと感じました。
ボリューム少なめ
筆者はストーリークリアまで6時間ほどでした。本編だけ見ると価格の割にボリュームが少ないと感じます。
やりこみ要素のてんとう虫収集や実績解除を含めれば妥当なところではないでしょうか。
最後に
今回は「Toodee and Topdee」についてお話ししました。
2つの視点を切り替えながらパズルを攻略するという独特な切り口のゲームですがアクション要素もありとても楽しめました。
細かな難易度変更も可能でパズルやアクションが苦手な人でもクリアしやすくなっています。
登場するキャラクター達のやりとりが面白いのも魅力の1つです。
steamでプレイ可能(2022年3月24日時点)ですので気になった人は是非プレイしてみて下さい。