
今回はsteamで配信されている「Super Magbot」をプレイしたのでレビュー・感想を書きます。
磁力の力を駆使してステージを攻略するアクションゲームです。
高度なアクション操作を求められる高難度のステージが多いことが特徴です。
steam内の全ての評価で「非常に好評」に位置付けられているゲームです。(2022年3月24日時点)
Super Magbotとは

2色の磁力レーザーを駆使してステージクリアを目指す高難度のアクションゲームです。
星系全体を吸収しにやってくる邪悪なアステロイドからマグネティア星を守るために主人公のマグボットが各惑星のかけらを集めるところから物語が始まります。
先に言っておくとマグボットは重いためジャンプできません(^-^;
操作は横移動と2色のレーザー(青、赤)を出すだけなので非常に簡単ですが、本ゲームの特徴はなんといっても各ステージの難易度の高さ。
レーザーの向きを変えながらの連続移動や時間制限内に目標地点に到達しなければならないギミックなどスピーディーな動作が求められます。
特にボス戦はステージに出てきたギミックのオンパレードで何度も心が折れかけました・・・
アシストオプションを使うことにより制限が解除されてステージ攻略がかなり楽になります。(筆者は全て解除してなんとかクリアしました)
ステージ数は全部で144個用意されています。(各エリア27ステージ×4+ブロークン9×4)
話すことはできませんが体全体で感情を表現するマグボットに愛着が湧いてきます。
ステージクリアのタイムを競うランキング機能やマグネティア星のかけらの収集などやりこみ要素が多いのも特徴のゲームです。
参考までに・・・筆者がストーリークリアまでにかかった時間は8時間ほどです。
必要スペック及び概要
パソコンの性能によっては正常にプレイできない可能性があります。
必要なスペックを確認してから購入、ダウンロードしてください。
システム要件については最低限必要なスペックをsteamより抜粋しています。
(2022年3月24日時点)
リリース日 | 2021年6月23日 |
ジャンル | アクション,高難度 |
通常価格(税込) | 1840円 |
日本語サポート | 有り |
コントローラーサポート | 有り |
OS | windows 7 64-bit |
プロセッサー | Intel Core 2 Duo E6750 or AMD Athlon II X2 6400+ |
メモリー | 2GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTS 450,1GB or AMD Radeon |
追記 | 64ビットプロセッサーと オペレーティングシステムが必要 |
開発元 | Astral Pixel |
パブリッシャー | Team17 |
ゲーム内容
基本操作


操作は横移動と2色(青、赤)の磁力レーザーを出すだけなのでとても簡単。
レーザーによる効果は磁石の仕組みを理解していればイメージしやすいと思います。
赤ブロックに青レーザーを使うと引き寄せられる
赤ブロックに赤レーザーを使うと反発する
レーザーの射出角度によりその先の方向も決まってくるので細かな調整が必要です。
同色のレーザーは連続で2回使うことができ、地面に着地すると使用回数が回復します。(アシストオプションで無制限に変更可能)
針や敵の攻撃にぶつかるとステージ最初からやり直しになります。(オプションでチェックポイントを設置することも可能)

各ステージにある惑星のかけらを手に入れるとステージクリアとなり次に進むことができます。
クリアまでにかかった時間も表示されます。
ギミック
各エリアごとに特徴的なギミックが出てくるので順番にご紹介します。
マグテラ


そのままでは素通りできない壁が出現します。壁の色と反対のレーザーを使うことによって突破します。
角度を間違えるとノコギリの刃にぶつかるので注意が必要です。

特定の場所から敵の攻撃がとんできます。
よくあるギミックですが本ゲームの主人公はジャンプできないので磁力の引き寄せや反発を使ってかわします。
ジャンプできることのありがたみが分かるステージです笑
マグゼロ


レーザーを当てることで高く押し上げたり横に押し出すギミックが登場します。
横に飛ばすギミックの判定がシビアでタイミングを間違えると作動しないため慎重にレーザーを合わせなければなりません。
そこで終わりではなくそのあとも連続操作が必要なことが多いので油断できないです・・・。
床が凍っている場所は滑って操作が難しいので要注意です。

シャボン玉は 中に入る→脱出 の2つの操作が必要になってきます。
時間経過で破裂してしまうのでスピーディーな操作が求められます。
マグマー


時間経過で炎が延焼するため急いで進まないといけない場所が増えてきます。
カギを入手してブロックを解除するギミックも登場。カギを入手して戻る必要があるためステージを1往復しなければならずより大変です。

マグゼロで出てきたシャボン玉のギミックがマグマーでは雲に変化しています。
攻略法は同じですがシャボン玉と違い待機時間がなく瞬間的な操作が求められます。
マグテック


最後のエリアだけあって一番難しい設計になっています。
時間経過で針が出現してきたり、磁力ブロックを一度使うと色が変わるギミックが出現します。
頭では分かっていても正確な操作ができないことが多くかなり苦戦しました。

ワープホールを使うと違う場所に移動します。注意しなければならないのは出てくるときの位置や角度。
待ってましたと言わんばかりに目の前にデスギミックが設置されています笑
ボス

エリアの最後には必ずボス戦が用意されています。ボスにやられないように逃げるのが基本です。
出現してきたギミックのオンパレード+スピードが必要でトライ&エラー必須です。
ラスボスに関しては まじでクリア無理かも・・・ とあきらめる寸前でした(^-^;
ステージ選択

4つのエリアで27のステージが用意されています。(ブロークンは各9ステージあります)
順番に進めていくのが基本になりますが1つのエリアあたり合計で2つのステージまではスキップ可能。
ステージごとにベストタイムが表示され、ランキングの確認もできます。
アシストオプション

アシストオプションを使うことにより操作が簡単になります。
青と赤のレーザー無制限
レーザー照射時空中で浮遊
ステージにチェックポイント設置
やりこみ要素


steam内の実績は全部で32個用意されています。
各ステージに配置されている マグネティア星のかけらの収集 ノーマル惑星クリア後に出現するブロークン惑星の攻略 各ステージのクリア時間でのランキング要素 などのやりこみ要素があります。
プレイした感想
高難度のアクションゲーム
連続で素早いレーザー照射が必要でさらにスピードも求められるため難易度が高い分、攻略できたときの喜びは非常に大きいです。
特にボス戦ではミスをしてはいけない緊張感も相まって脳汁がハンパないです笑
アクションゲームに自身のある猛者は是非。
失敗してもすぐにやり直しできるのでどんどんチャレンジできるのもポイント。
アシストオプションで簡単にすることはできますが、全て解除しても難しいことに変わりはないのでアクションゲームが苦手な人は詰んでしまう可能性があります。
ボリュームが多い
筆者はストーリークリアまで8時間ほどかかりました。
ステージ数は全部で144個用意されています。(各エリア27ステージ×4+ブロークン9×4)
ノーマル惑星クリア後に出現するブロークン惑星や各ステージに配置されているマグネティア星のかけらの収集などやりこみ要素が残っていることを考えると価格以上にボリュームがあると感じます。
懐かしのサウンドと動きがコミカルなマグボット
懐かしさを感じるレトロなサウンドと64ビットスタイルのピクセルアートが特徴的で特にマグボットの動きがコミカルで愛嬌があります。
話すことはできませんが体全体で感情を表現するマグボットの姿は見ていて楽しかったです。
最後に
今回は「Super Magbot」についてお話ししました。
難易度がとても高く何度も挫折しかけましたがクリアしたときの達成感が非常に大きかったです。
色を識別して進めていくため脳トレのような楽しみ方もできます。
steamでプレイ可能(2022年3月24日時点)ですので気になった人は是非プレイしてみて下さい。