
今回はsteamで配信されている「Have a Nice Death」(早期アクセス)をプレイしたのでレビュー・感想を書きます。
ステージを周回しつつ新たな武器や魔法を解放するアクションゲームです。
動きが早くサクサク進むので非常に爽快感があります。
steam内の全ての評価で「非常に好評」に位置付けられているゲームです。(2022年3月24日時点)
Have a Nice Deathとは

ランダムに用意されたステージを繰り返し攻略しつつ新たな武器や魔法を解放する2Dのローグライクアクションゲームです。
とある企業で過労に苦しむ死神(立場はCEO)が暴走している社員達をまじめに働かせるために社内を巡回するといったストーリーになっています。(筆者がプレイした感想です。)
ダークな雰囲気ながら世界観や登場するキャラクターがコミカルでクスクス笑える場面がいくつもあります。
体力がゼロになるとゲームオーバーになりますがそこまでの評価がスコアとして計算され、スコアに伴った金塊を入手し使用できる武器や魔法を増やしていきます。
ステージ構成としては1つのフロアに5つのランダムステージが用意されていて最後にボスが待ち受けています。
上段、下段攻撃、武器や魔法での遠距離攻撃と攻撃方法が多彩です。
鎌での攻撃が基本となり、道中ではすでに解放している武器や魔法を拾い使うことが可能。
呪い(スキル)を獲得することでさらに自身の強化をすることができますがペナルティーとしてデバフが付与されてしまうことがあるのも特徴です。
死神の動きが機敏でどんどん進めることができるので爽快感があるゲームとなっています。
参考までに・・・本記事は筆者が9時間プレイしたうえのでの感想・レビューになります。
必要スペック及び概要
パソコンの性能によっては正常にプレイできない可能性があります。
必要なスペックを確認してから購入、ダウンロードしてください。
システム要件については最低限必要なスペックをsteamより抜粋しています。
(2022年3月24日時点)
リリース日 | 2022年3月9日 |
ジャンル | アクション,ローグライク |
通常価格(税込) | 1650円 |
日本語サポート | 有り |
コントローラーサポート | 有り |
OS | Windows 10(64-Bit) |
プロセッサー | Intel Core i3 2100 |
メモリー | 4GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 650 or higher |
ストレージ | 2GB |
追記 | 64ビットプロセッサーと オペレーティングシステムが必要 |
開発元 | Magic Design Studios |
パブリッシャー | Gearbox Publishing |
ゲーム内容
基本操作


移動 ラッシュ ジャンプ 武器攻撃 魔法攻撃が基本的な操作になりステージを進めていきます。
上段、下段による攻撃モーションが多彩でボタン長押しによるチャージ攻撃は範囲、威力ともに申し分ないです。
HP(白ゲージ)がゼロになるとゲームオーバーとなりステージの最初から再開することになります。
魔法攻撃を使う際はマナ(緑ゲージ)を消費しますが時間経過で回復します。
体力ゲージの仕組みが特殊でダメージを受けると回復できる最大HPの上限も減少します。(灰色ゲージで表示)
回復アイテムにも2種類あり灰色ゲージ分しか回復しないものがあるので被弾を少なくすることが本ゲーム攻略のカギとなります。

ラッシュを使うことにより敵との距離を縮めたり、回避を行うことができます。
タイミング良く使用することで敵の攻撃を無効化することも可能。


初期装備は鎌だけですが道中では他の武器や魔法を入手することができます。
武器や魔法はクールタイムやマナの消費により常時連続で使用することは不可。しかし回復までの時間が短いのでそこまで気になりません。
個人的に好きなのが魔法使用時のエフェクト。色使いがきれいで使っていて楽しかったです。

敵を攻撃することで溜まるゲージを消費することで憤怒(スペシャルアタック)が使用可能です。
武器によって攻撃方法が変わるのもポイント。
敵に大ダメージを与えることができます。

HPがゼロになるとゲームオーバーとなり、そこまでの評価によって金塊を獲得します。
金塊を使うことで新たな武器や魔法をアンロックして再度ステージ攻略に挑みます。
ステージ


ステージ内には回復アイテムやHPやマナ上限アップなど様々なアイテムが用意されています。

1つのフロアは5つのステージで構成されており最後にボス戦になります。
途中のステージはランダムのため攻略には運要素も絡んできます。

ショップではHPの回復や武器、魔法の購入が可能。
ゲーム通貨である「ソウルリー」を使用します。貴重なアイテムの「プリズミウム」を使うと陳列される商品の数を増やすことができます。

中ボスの部屋も用意されており他のステージと比べて報酬が豪華です。
慣れてくると攻撃パターンが読めてくるので積極的に挑むことをおすすめします。
呪い(スキル)


特定のキャラクターに話しかけると付与してくれる呪い(スキル)により死神の強化が可能です。
効果はゲームオーバーになるまで継続します。提示された呪いが気に入らなければ「呪いのリロール」を使えば入れ替えることができます。
個人的には出血や毒付与、敵から攻撃を受けるたびにHPや攻撃力増加の呪いがおすすめです。

呪い(スキル)をいくつか付与するとペナルティーとしてデバフ効果のある呪いをつけなければいけません。
提示された2つから選びます。
アイテムの「抗呪」を使えば無効化することができます。
ボス


フロアの最後にはボス戦が用意されています。
最初に死神とのやりとりが描写されますがコミカルで面白いです笑
初見では苦戦しますが何度か戦っているとパターンが分かってくるので慣れが必要です。
新たな武器、魔法

金塊を使用して武器や魔法、バフを付与するおやつを解放します。
特定の条件を満たすことで必要な金塊の数が軽減されます。
おやつに関しては消費アイテムの扱いで手に入れてから2分間という制限付きです。
世界観


キャラクターが全体的にコミカルで見ていて楽しいです。
社員ハンドブックには各キャラクターの詳細が描かれており世界観が理解しやすい設計になっています。
綺麗な色使い

アンロックした武器や魔法が表示されますが色使いがとてもきれいです。
全体的に色合いが暗いゲームですが随所にきれいなものが散りばめられています。
プレイした感想
難易度高めのローグライクアクション
特に感じたのがHP管理の難しさです。
回復アイテムは存在しますが出現する頻度がとても少なくボス戦で瀕死になることもありますが回復できる保証はありません。
そのため序盤から被弾しないことが重要でゴリ押しはできないことが多いです。
爽快感のあるアクション
死神の動きが機敏でラッシュを使えばより爽快感を味わえます。
武器のクールタイムや魔法で消費するマナは短い時間で回復するため高い頻度で使用することができます。
登場するキャラクターがコミカル
「死神」や「過労」と言った設定であるにも関わらず全体的にコミカルな世界観で作られているので暗い印象はないです。
肝心なボス戦でも同じようなことが言えるため明るい気持ちで楽しむことができます。
BGMも同様です。
クリアするには運も必要
回復アイテムの出現頻度、出現する武器や魔法、呪いの内容によってクリアできるか大きく変わってきます。
ステージを進めると強いときは強い、弱いときは弱いがはっきりします。
どれも運要素が絡んでくるので人によっては苦痛に感じる内容になっています。
最後に
今回は「Have a Nice Death」についてお話ししました。
ダークな雰囲気であるにもかかわらず全体的にコミカルに作られているので明るく遊ぶことができました。
周回前提となっているためトライ&エラーが苦にならない人におすすめのゲームです。
steamでプレイ可能(2022年3月24日時点)ですので気になった人は是非プレイしてみて下さい。